人々がいう美しさ。
それはうつろうもの。
流行があるように、人々の感じる美しさもまた変わる。
好きか嫌いかの感情でしかない。
それに価値を求めても良いが、
変化するものであり、一瞬後には美しさという価値を失っているかもしれない。
それを肝に銘じることだ。
では、普遍的な美しさはないのか。
形あるもの、人の目に見えるものにはないと言える。
しかし、目に見えないもの。
美しいという力、エネルギー。
それは変わらない。
人の目に見えないところに、美しさのエネルギーはある。
見るものではない。感じるものだ。
形は変わる。しかしエネルギーは変わらない。
そのものの中にある力を感じよ。