家族

家族とは、ともに修行するために集まったもの。

各々の目的は違う。

しかし、互いに影響しあい助け合うことで、自らの成長に役立てている。

人の縁というのは、実は巧妙に仕組まれていて

中でも家族は、実に深く、狭い関係の中で学ぶものがある。

仲の良いもの、悪いもの。 いろいろあるだろう。

どれも必要があって、 または自分の修行、成長のために選んできた。

縁のあるものといっても、もともとは別のものたち。

ぶつかる部分があってもおかしくないし、

疎遠になったとしても致し方ない。

しかし、その中から何を学びとるかだ。

それは個々人のことだから、決まったものは何もない。

それぞれが、それぞれの人生と関係の中で、学びとっていくものだ。

ことばにできなくとも良い。自分の心で感じとれ。

家族は、それがたとえ親子であろうと所有物にはなりえない。

それぞれが別個のエネルギーを持った、別の人間だ。

親は子が独り立ちするまでの面倒を見、 家から外へ押し出してやる。

その一連の出来事の中で、親は親として学ぶ。

子は、親のもとで、この世界で生きていくために必要な事柄を覚え

ひとりで生きるために外に出る。

親と子の関係は、ときに非常に濃いものであるが

それは一瞬であり、その濃い関係の中で互いに学び取るものがある。

兄弟の関係は、親子とはまた別だが、基本はかわらない。 互いに学ぶべきもの。

この世界で、家族という関係を選んだことには意味がある。

家族としての関わりの中で知ることがあったのだ。

どちらが上でも下でもない。 それぞれが一個の人として学び修行する同胞なのだ。

だからこそ、依存しあう関係は、互いに苦しむだけである。

依存から学ぶこともあるだろう。

しかし、学び終わったのなら、速やかに関係を修復しなければ予定外の流れがおきてしまう。

あくまで、それぞれの学びのために、ここに集っているということを忘れないでいよう。

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